自然光で料理を撮るためのカメラ機材をプロフォトグラファーがおすすめします。

自然光で料理を撮るためのカメラ機材

料理撮影が上手くできるカメラ機材の条件

自然光で料理を撮るためのカメラ機材についての書いてみました。

何を使ったらいいのか、どんなものが必要か悩んでいるあなたに贈る記事です。

▲Sony α6400と Vario-Tessar T* E 16-70mm F4

プロが考えるプロじゃない人向けのブログ、メシドリ

メシドリでは最小限の機材と少ない手間でいい感じに料理を撮れる方法を考え紹介します。

どんな料理写真が撮れますか?

自然光での撮影のための最小限の機材のご紹介します。

プロにお願いするほど複雑でもない内容のシンプルな写真、今日出来上がったばかりの新レシピのメニューの写真などをウマそうに撮るお手伝いをします。

手軽にウマそうに撮るのがテーマです。もちろんそれ以上も続ければすぐに到達します。

自然光で撮った料理
▲自然光で撮影。NIKON D850とPC-E Micro NIKKOR 85mm f2.8+三脚とレフ板。

というわけでざっくりとだけど下記のものが必要です。

その前に注意書き

※焦点距離、単焦点レンズ、ズームレンズ、マクロレンズ、クローズアップフィルターなどの専門用語が出てきます。用語集もまとめる予定ですので、おやって思ったら覗いてみてください。googleさんに聞いてみるのもいいでしょう。

※レンズの焦点距離で50㎜など○○㎜と出てきますがここでは『35㎜換算』で説明しています。同じ焦点距離50㎜でもカメラセンサーのフォーマットに画角が変わります。

おすすめカメラ機材はこの2コース

竹コース

✔ 一眼レフカメラボディー

✔ 標準ズームレンズか、単焦点レンズで標準以上望遠以下

 三脚

✔ レフ板*代替えできます

✔ マクロフィルター *レンズが接写できない場合

梅コース

 レンズ付きカメラ *レンズは標準ズームレンズか標準単焦点レンズ

 三脚

 レフ板 *代替えできます

 マクロフィルター *レンズが接写できない場合

レンズとカメラボディーとクローズアップフィルター
▲マクロフィルターは寄れないレンズの必需品です。

なぜこの機材?について説明します

予算もありますが、竹コースが特におすすめ。

おすすめの理由についてもう少し説明しますね。

興味のある方は読み進めてください。

カメラボディー

一眼レフタイプは?

レンズ交換が出来る一眼レフタイプがおすすめです。

ミラーレス一眼も問題ないです。新しく買う予定がある人はぜひ。

予算があれば中級機と呼ばれるあたりがいいかと思います。

コンパクトカメラは?

コンパクトカメラタイプでもいいですよ…。

いいかも…、ん~、どうしよう…。

なぜかというと撮影時にカメラの設定をする際に出来ることに制限があることも多いです。

つまり思うように出来ない場合があるという事。

ブログでも挑戦してみますが、プロにとってコンパクトカメラで料理をいい感じで撮ることは結構なストレスかもしれないです…。

もちろん初めは手持ちのコンパクトカメラから始めるのもいいです。その場合は50㎜~135㎜のどれかの焦点距離の単焦点レンズ、もしくはその焦点距離のどこかに設定できるズームレンズがついているものにしましょう。

注意点

リコーGRシリーズのような焦点距離が広角のレンズがついているタイプもあります。残念ながらこのタイプは料理撮影に標準的に用いるには使いづらいのです。もちろんスナップには最高のカメラですので、街撮り用に使いましょう。個人的には好きなカメラです。

レンズ

おすすめのレンズタイプ

適したレンズを選ぶのはとても重要です。

高価なレンズではなくてもいいのですが出来れば焦点距離が60㎜~135㎜の間でマクロレンズという種類の単レンズが理想です。

マクロレンズというのは小さいもをクローズアップして大きく写すことのできる虫眼鏡みたいなレンズです。餃子を半分に切ってじゅわっと肉汁あふれる断面にぐっと寄ることができます。

理想は60㎜~135㎜の間のマクロレンズと先ほど言いました。ただ焦点距離が長いと被写体(料理)との距離も必要になってくるんですよね。

料理以外にも使いやすいものと考えると50㎜~80㎜あたりの焦点距離のマクロレンズがメシドリ的にはおすすめ。

適していないレンズタイプ

焦点距離が50㎜以下の広角レンズや150㎜以上の望遠レンズは単レンズでもズームタイプでもおすすめしません。

微妙です。

はっきり言って料理撮影には向いていません。

マクロのついた広角レンズもありスナップでラテアート付きカフェラテを撮影してもばっちり素敵なのですが、広角レンズって歪むんですよね…。なので料理や商品撮影には選ばないレンズです。

望遠レンズは135㎜以上だと結構使いずらいです。

理由は撮りたい一品から結構離れなきゃならないし、撮影する場所もある程度の広さがないとフォーカス自体が合わないからです。

ズームレンズは適さない?

もちろん大丈夫です。

標準ズームと呼ばれているタイプなら問題ないです。

標準ズームレンズで料理を撮るフォトグラファーもいますし、便利な場面も出てきます。

マクロがついていないレンズならクローズアップフィルターを別で用意しましょう。

クローズアップフィルター

レンズがマクロではない場合はどうしましょう?

クローズアップフィルターがあれば安心。

つけ外しが多少面倒なのですが…。

三脚

カメラとレンズは必須だけど三脚はどうしよう。はい。必要です。

三脚にケチすぎるとろくな目にあわないのは、経験済みです。

種類も色々ありますが使用するカメラとレンズの重量、大きさによって変わります。

カメラ屋さんで相談するのがいいでしょう。

メシドリでも購入するポイントを記事にしますので覗いてみてください。

三脚の選び方5つのポイント

あると作業がはかどります。

使わないときはブラックボードをくくりつけて、何かメッセージを書いて使用するのも良いかと。

レフ板

光を反射させて料理など被写体に当てます。あると便利ですが身の回りのもので代用もできますよ。

レフ板とおかし
あると便利なレフ板

最後に

自然光で料理を撮るためのカメラ機材をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

手持ちの機材はここでご紹介したものに近かったですか?

一眼レフをすでに持っていた方はラッキーです。

メシドリで実際に使用している機材も別の記事で紹介していきます。ぜひ覗いてみてください。

料理撮影専門のフォトグラファーは、どんなカメラとレンズで撮っているの?

ここでは書きませんが結構お高い一眼レフカメラボディーと単レンズです

。それくらいの機材揃えなきゃダメ?…なんて考えなくてもいいです。

料理撮影専門フォトグラファーではない、フォトグラファーでもカメラ機材の特性を知っているのでお高い専用機材でなくても問題なく料理を撮影できます。

もちろん撮影内容に適したカメラやレンズはもちろんありますが、それはまたの機会に紹介しますね。

料理撮影以外にも使いたい

もちろんそうでしょう~。

メシドリ用で買うよりは今使っているカメラで撮りたい思うのは当然です。

愛犬、愛妻、愛息子、愛〇〇を撮るために購入したカメラを流用しましょう。

ここで紹介した機材でももちろん大丈夫です!

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