プロが使う料理写真に適した単レンズとは?マクロレンズをおすすめする3つの理由

バゲットのサンドイッチとマクロレンズを並べた写真

料理撮影に適したマクロレンズ、おすすめする3つの理由

こんにちは。Yamahkyです。

プロフォトグラファー歴17年超です。

メシドリでは最小限の機材と少ない手間で、いい感じに料理を撮れる方法を分かりやすく簡単に紹介します。

プロから学ぶ料理写真のコツ、それがメシドリ

あなたはこんな疑問はありませんか?

  • 料理撮影用のレンズは何がいいのか?なぜマクロか?
  • マクロレンズにもいろいろな焦点距離があるけどどれが適しているのか?
  • どのカメラメーカーがいいのか?
  • ティルトシフトレンズもマクロレンズみたいだけどそもそもティルトシフトレンズって何?

この記事は料理撮影に適したレンズの種類と選ぶ理由についてのお話です。

なので、それ以外の用途のレンズを探している方には向かない内容です。

でもポートレートや、ブツ撮りとよばれる商品撮影にも使用している、タイプのレンズでもあります。商業用でアクセサリーなどの小物も、接写で撮影できます。興味がある方はぜひ読み進めてみてください。

このような疑問にお答えします!

このタイプレンズがおすすめです

サクマドロップをLEDライトを使って撮影

早速結論です。

中望遠レンズでマクロやマイクロと記載のあるレンズがおすすめです。

中望遠とは焦点距離が70mmから135mm付近の画角です。

マクロレンズはレンズがぐっと被写体によることができ、等倍での撮影を可能にします。

細かい専門用語もいろいろありますが、通常これで間違いないです。

気になる方は最短撮影距離、最大撮影倍率のスペックを見比べるといいですね。

おすすめする理由やメーカー、上級者向けのを知りたい方はどんどん読み進めてください。

マクロレンズを選ぶ3つのおすすめポイント

サクマドロップの接写

その1 接写ができる

マクロレンズとは接写のできるレンズです。

ニコンではマイクロと言いますが同じ意味ですね。撮りたい被写体に寄ることが出来るレンズです。

例えばショートケーキの全体を撮影した後に、上に載っているイチゴのクローズアップを撮る。

たこ焼き8個入が分かるように全体を撮影した後に、たこ焼き一つに大きく接写してイメージ写真を撮る。

そんな写真がマクロレンズ一本で、素早く撮れます。

たこ焼きも冷めないので、シズル感をとらえやすいですね。

レンズ交換や、クローズアップフィルターのつけ外しもないので、撮影がよく進みます。

その2 プロが商業用に使うレンズはメーカーも品質をこだわる

みなさんはプロ向けのレンズと、入門者向けのレンズが、あるのをご存じでしょうか?

メーカーはプロが使用するような商品には、相応の力をいれて開発します。

なので値段に応じたクオリティーがあります。

最近ではソニーやシグマのレンズも、大変評判が高いです。

ですが、プロが使うメーカーのほとんどがニコンかキャノンです。

なぜかと言うと、レンズ、アクセサリーの豊富なラインナップと、信頼があるからです。

プロフォトグラファーが、しっかり使用できるクオリティーのものなのです。

それってどういうクオリティーでしょうか?

撮影中に壊れてはいけないので、パーツを屈強にしていますし、フォトグラファーがクライアントに喜ばれる画質の提供しています。

つまり信頼性です。

このクラスのレンズは、ある意味メーカーのプライドをかけた品質のものです。

入門者は入門レベルのレンズが、使いやすいと思いますか?

そんな事はないんです。

入門レベルのレンズは確かに、軽くてコンパクトではあります。

ただクオリティーや使い勝手は、値段相応です。

初めからクオリティーの高いものを選ぶ方が、長い目でみたら有効でお得です

その3 プロフォトグラファーが心を込めて推します

プロフォトグラファーに料理や商品撮影には、どのレンズを使っているか聞いてみましょう。

メーカは異なれど99%は、中望遠のマクロレンズのタイプを答えます。

ぼくはフォトグラファーのアシスタントになってすぐに、マニュアル操作の105 mmマイクロを購入し、料理撮影などに使用しました。まだフィルム撮影全盛の2002年くらいです。 

…有無を言わさず、師匠に買わされました。

それくらい、プロのテッパンレンズなんです。

そのあとフリーランスになった最初の5年ほどは、ニコンのオートフォーカスのある105mmマイクロレンズ(旧型)を、料理や商品撮影に使いました。

もちろん中望遠クラスのズームレンズや、中望遠単レンズにクローズアップフィルターを使ってもいいでしょう。そう思う方も、多いと思います。

でもズームレンズより単レンズの方が、解像度が高く製造されています。

あとクローズアップフィルターのつけ外しを考えると、中望遠マクロレンズの方が撮影がスムースに進みます。

他にもクライアントが、そばにいる場合はどうでしょうか?

クライアントもカメラ好きって事も多いです。

マクロレンズじゃないんだって、がっかりされるかもしれないですね。

本気度を、アピールしたいところです。

ちなみに、ぼくは現在は85mmのティルトシフトレンズを、メインに使っています。

所有している105mmマイクロは、料理撮影のオートフォーカスを使いたい場面や、ポートレート撮影にも現役で活躍しています。

ちなみに初めに買ったマニュアル操作の一本も手放していません。

マカロン

上級者向け、フォトグラファーが使うティルトシフトレンズとは

ティルトシフトレンズ
煽りのできるティルトシフトレンズ

中望遠マクロレンズの中に、ティルトシフトレンズが出来るタイプがあります。

これは、上級者むけレンズですね。

高級ですが機能、画質などクオリティーはすばらしいです。

もちろん入門したばかりの方が、使用しても大丈夫です。

興味のある方は、ティルトシフトレンズとは?料理撮影に最適な3つの理由、ニコンやキャノン以外のボディーにも安価、簡単に取り付けという記事がありますので、ぜひ読んでみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか?

料理撮影に適しているとは言え、アクセサリーや小物などの撮影にも使うレンズです。ポートレートでも、瞳などのパーツにグッと寄れてボケも出しやすいですよ。個人的に使用頻度の高いタイプのレンズで、おすすめです。

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